害の無い球体の中に住んでいる。 私を傷つけるものは何もない。真っ白でやわらかい壁に包まれて、穏やかに過ごしている。たまに昔あった嫌だったことを思い出して、馴染みぶかい落ち込みの中で膝を抱える。私を傷つけられるのは私だけだ。 ずっとずっとそう…
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